予防・対策グッズの効果とダニに噛まれた時の対処法

春ですね~。
やっと寒さが落ち着いて過ごしやすい気候になってきたのに、新型コロナウイルスのせいで国中がバタバタしている気がします(・_・;)
早く収束してほしいですが、保育園を始め自粛できない業種は仕事を続けなければいけないので、なかなか難しいなと思う今日この頃です。

ところで、春と言えば花粉症などのアレルギーで悩む人が増える季節。
でも実は、ダニも活動を活発化する季節ということをご存知でしょうか。

ダニは噛まれた時、蚊と違っていつまでもしつこい痒みを残すという厄介な特徴があります。
それに加え、死骸やふんなどでアレルギー症状を引き起こすことも。
日本人はダニアレルギーの人も多いので、できるだけダニ被害にはあいたくないものですよね。

そこで今日は、ダニ予防・対策に効果的なグッズのご紹介や、万が一ダニに噛まれてしまった場合の対処方法をご紹介します。

 

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ダニ噛まれやアレルギー予防・対策に効果的なグッズ

ダニ被害を予防するためには掃除をするのが一番ですが、共働きや子育て、介護などで忙しいご家庭では毎日のように家の掃除を徹底することは難しいですよね。
そんなご家庭には、ダニ被害やアレルギーを予防、対策するグッズが効果的です。

とはいえダニ対策のグッズはたくさんあり、どれを使えばいいのかは悩みどころ…。
そこで、ネットで買えるおすすめのダニ対策グッズを4つご紹介します!

ダニ噛まれやアレルギーを予防・対策に効果的なグッズ① ダニがいなくなるスプレー

ダニがいなくなるスプレー
画像引用:KINCHO公式サイト

さきほどのシートタイプの「さよならダニ―」とは違い、「ダニがいなくなるスプレー」はスプレータイプのダニ対策グッズです。
Amazonなどで購入できます。

価格は800円ほどで、こちらも購入しやすい価格。
蚊取り線香で有名なKINCHOから販売されています。
説明によるとダニの活動があまりない夜に対象にスプレーしておくと、日中にダニが動いた時に薬に触れて死ぬのだとか。
こちらはぬいぐるみとか、あまり大きくないけど洗濯できないようなものに向いてそうですね!
スプレーしてすぐは液が乾かないので、小さな子供が舐めたりしないように子供が寝た後に使うことをおすすめします。

一度スプレーすると1ヶ月持続するので、月に一度のスプレーでよさそうです(*‘ω‘ *)

ダニ噛まれやアレルギーを予防・対策に効果的なグッズ② ダニクリンまるごと防ダニ仕上げ

ダニクリンまるごと防ダニ仕上げ
画像引用:UYEKIオンラインショップ

UYEKIという会社が販売している「ダニクリンまるごと防ダニ仕上げ」は、洗濯の際に洗剤感覚で入れるだけでダニ予防ができる優れもの!
価格は小売価格で1,320円です。

ダニはとてもしぶといので、ダニのついているシーツなどを洗濯しても殺すことができないそうです。
それなら天日干しにすれば解決するのでは?と思うかもしれませんが、干してもしっかり掃除機かけないと死骸が残ってアレルギーの元になってしまいます。
それにダニは日の当たらない方に器用に逃げる性質があるので、布団を干しても実はまだ生きていることもざらにあるのだとか。

せっかく干しても意味ないってなんかショック。。。(・・;)

そこでシーツを洗濯ついでにダニも予防できる「ダニクリンまるごと防ダニ仕上げ」がおすすめ!
このグッズなら生きているダニを排除することができるという強味があります。
これならダニアレルギーやダニ噛まれの心配がなくなるので、快適に過ごすことができそうですね(*^-^*)

アレルギー症状を引き起こす日本のダニとは?

日本に住む私たちがダニ被害に遭うのは主に家の中、屋内がほとんどです。
ここでは、アレルギー症状の原因となるダニの種類を紹介します。

ツメダニ

この種類のダニがいわゆる、“人を噛む”ダニです。
ツメダニにはミナミツメダニやフトツメダニという2種類が判明していて、全体の5%ほどと、次に紹介するチリダニなどと比べ生息数は少ないですが、0.4mm~0.8mmと他のダニに比べ大きく、人を噛むことによって感染症を広げる恐れのある危険なダニです。
ツメダニに噛まれると、患部が赤くなり強い痒みを感じます。
患部付近を何度も噛むことが多く、噛んだ跡が広範囲にわたって広がっている場合はツメダニの可能性が大きいです。

湿度が高く、過ごしやすい気温の時期に繁殖するため、6月の梅雨の時期や秋に多く発生します。
また、チリダニやイエササラダダニなどの小型のダニを餌とするため、他のダニが集まる畳などを根城にすることが多いようです。

チリダニ

日本の家の中で一番多く見られるダニは、このチリダニと言われています。

チリダニにはコナヒョウヒダニとヤマヒョウヒダニの2種類がいますが、この2種類のダニが日本の屋内に住むダニの8割から9割を占めているのだとか。このチリダニは人を噛まないダニなのですが、だからといって無害かというとそうではありません。フンや死骸が布団やカーペットなどに残ることでくしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こすことがよくあるので、こまめな除去が必要です。

湿度60%~80%、気温22℃~28℃の5月~7月くらいに活動が活発化します。
大きさは直径0.2mm~0.3mmとかなり小さいダニです。

イエササラダダニ

イエササラダダニはチリダニと同じく噛まないダニで、屋内に生息するダニの1割を占めていると言われています。

築二年ぐらいまでの新築一戸建てを好み、マンションなどの集合住宅にはあまり見られないようです。
こちらも0.3mmほどの小さなダニです。

コナダニ

コナダニは0.4mmほどの小さなダニで、高温多湿の夏に活発になります。
人を噛むことはありません。
カビや保存状態の悪い食品に大量発生することがあるため、食品の保存には注意しましょう。

ニクダニ

ニクダニはコナダニと同じく人を噛まず保存状態の悪い食品につくため、同じく食品の保存には注意しましょう。

以上のことから、私たちが屋内で痒みを伴うダニ被害に遭った場合はほぼ100%ツメダニの仕業ということですね。
他のダニより大きくて噛むなんて怖いわ~(;^_^A

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ダニに噛まれるとどんな症状が出る?

比較的すぐに痒みが治まる蚊と違い、ダニに噛まれると痒みが長時間持続します。
長い場合は10日間ほど強い痒みが続くようです。
ダニに噛まれた場合、すぐに痒みが出るのではなく、噛まれてから5~6時間ほど経ってから痒みが出る傾向にあります。

ダニに噛まれやすい体の部位は?

屋内に生息するツメダニがよく噛むのは、人の二の腕や太もも、脇、お腹など、身体の中でも比較的柔らかい部分です。
特に夏場はダニによって過ごしやすい時期のため、ダニに噛まれやすくなるので特に注意しましょう。

ダニ噛まれとあせもの違い

湿気が多く暑くなる夏に増えるダニ被害ですが、同じくあせもも夏に起きる皮膚症状のため、これってダニ?それともあせも?とわからなくなってしまうこと、ありませんか?

かゆくてブツブツという共通点があるため混同される方もいらっしゃるのですが、ダニ噛まれとあせもにはブツブツができる場所に違いがあります。

まず、ダニは下腹部やわきの下、腰や内ももなどの服で隠れる部分が刺されやすいという特徴がありますが、対してあせもは、汗のかきやすい頭や首元、肘の裏、膝の裏などにできるという特徴があります。

あせもは肌が露出している部分にもできるというのが、大きな違いですね。

ダニに噛まれたときの対処法

人を噛むダニであるツメダニに噛まれてしまった場合、噛まれた場所を掻いてしまうと痒みが広がってしまいます。

では、どう対処すればよいかというと、
まずは水で患部を洗い流すことが大切です。

かゆみ止めはよく患部を洗い流してから塗るようにしましょう。
また、患部を冷やすのも痒みを抑えるのに効果的です。

痒みが軽い場合は市販のものでも十分対応できますが、痒みがひどい場合は病院の受診をおすすめします。
痒みがひどいと、搔きむしって湿疹化や色素沈着を起こすことがあるからです。

ひどい痒みを感じた際は皮膚科で炎症を抑えるステロイドが入った治療薬を処方してもらいましょう。

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ダニ被害を防ぐ対策方法!ダニの繁殖しやすい環境を作らないことが大切

ダニに噛まれると、なかなか痒みが治まらずイライラすることも。
また、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状に通年を通して悩まされるなど、ダニ被害を放っておくと嫌なことばかり。
こうしたダニ被害を抑えるために、なるべくダニの発生を防ぐよう環境を整えましょう。

こまめな掃除でダニ対策

ダニ対策をするのなら、まずはダニのえさの元となる食べかすや髪の毛、ホコリを排除することが重要です。

そのためにもこまめに家の中を掃除機がけや水拭きするようにしましょう!
掃除機をかける際はダニが潜んでいる可能性があるフローリングの隙間も念入りにするようにしてください。

定期的に換気をして湿度を下げる

ダニは乾燥した環境と熱が苦手って知っていましたか?
そのため定期的に換気をして家の湿度を下げるのもダニ対策に有効な方法なのです。

また、布団やぬいぐるみはダニの温床になりやすいので定期的に天日干しをして日光消毒するようにしましょう。

ダニ対策グッズを利用する

現在は多くのダニ対策グッズが販売されています。
スプレータイプのものやダニ除けシートなど種類も豊富なので、用途に応じて使い分けてみると良いでしょう。

先に紹介したダニ対策の方法は自分自身が頑張ることですが、対策グッズは薬局などに行けばすぐに買って簡単に試すことができるので良いなと思いました!

 

組み合わせて最強のダニ対策を

本日はダニ対策に加え、ダニ対策グッズを紹介してみました。
生きているダニと死骸やふんの全てを対策するには、1種類ではなく効力の異なるダニ対策グッズを組み合わせるのが良いようです。

ダニが活発化するのは春から夏にかけてですが、死骸やふんによるアレルギー症状が出やすいのは秋、冬なので季節によっても使い分けると良いでしょう。
ダニ対策グッズをうまく活用して、快適なお家ライフを送りたいものですね(*^-^*)