タマディック名古屋ビルを世界的建築家の坂茂氏が設計!

タマディック名古屋ビル

こんにちは。
世界が注目する日本人建築家の坂茂さんについて、ご存知でしょうか?
代表作には、『ポンピドー・センター・メス』(フランス)や『富士山世界遺産センター』などがあります。また、『紙のログハウス』や『紙の教会』など、特殊な紙を用いた建築設計で災害支援活動をされていることでも有名です。
そんな坂茂さんが、自動車や航空機、ロケットなどの開発・製造を行う日本の企業「株式会社タマディック」の新社屋を設計するといいます!
そこで今回は、2021年11月に竣工予定の『タマディック名古屋ビル』についてや、タマディックがどんな会社なのかなどについて調べてみることにしました。

タマディックの会社概要

はじめに、タマディックの会社概要を紹介しましょう。

会社概要・・・株式会社タマディック
設立・・・1959 年 9 月
資本金・・・9900 万円
取締役社長・・・森實 敏彦(もりざね・としひこ)
本社所在地・・・東京都新宿区新宿6丁目24番16号新宿6丁目ビル 4階
TEL・・・03-3232-1551/FAX 03-3232-1561
売上高・・・137億28百万円(2020年3月期決算)
社員数・・・1,072名(2020年4月1日現在)
事業内容
1.航空宇宙、自動車分野における開発・設計・生産技術・試験解析
2.精密機器、産業機械、搬送装置などの開発・設計
3.各種専用機および電気制御機器などの設計・製造・販売
4.電気・電子機器の開発・設計
5.ソフトウェア、ファームウェアの開発

引用元:会社概要|株式会社タマディック

タマディックは、国内のトップメーカーとともに産業を支える総合エンジニアリングの企業です。
本社は東京ですが、新社屋ができる名古屋は東海エリアの事業拠点であり、航空宇宙分野の産業中枢。宇宙ロケットや航空機などの飛翔体のほとんどが名古屋で生産されているといいます!

タマディック名古屋ビルは建築家の坂茂氏設が設計!

冒頭でもお話ししたように、『タマディック名古屋ビル』は世界的建築家の坂茂さんが設計をしています。

坂 茂(ばん しげる、1957年8月5日-)は、日本の建築家。日本建築家協会名誉会員[2][3]。ニューヨーク州登録建築士。
アメリカで建築を学び、紙管、コンテナなどを利用した建築や災害支援活動で知られる。1996年吉岡賞、1997年JIA新人賞、2009年日本建築学会賞作品賞、2014年には建築分野の国際的な賞であるプリツカー賞を受賞している。2017年にマザー・テレサ社会正義賞(英語版)を日本人初受賞。

引用:坂 茂|Wikipedia
坂茂さんは、紙や木といった素材を用いて、住宅~公共施設まで手掛けています。また、「災害と建築」という問題意識を持ちながら活動を続けている珍しい建築家としても有名です。
世界各国で大地震が起こるたび、現地へ向かい災害支援活動を行っているのだとか。

坂茂さんが手がける建築作品は、

  • 木造でなければならない必然性
  • 木造だからこそ実現できる意匠

が用いられており、木材を鉄骨の代用品として使用していません。

今回タマディックは、そんな坂茂さんの素材や材質を最大限に活かす手法が、エンジニアリング業務と通じるものがあるということで、「その創意工夫と間近に接することで日常の業務にも斬新な着想を得て欲しい」という思いのもと新社屋の設計をお願いすることになったそうですよ。

タマディック名古屋ビルの特徴は?

タマディック名古屋ビルの外観

『タマディック名古屋ビル』は、地上8階・地下1階の木質免震構造オフィスビルです。
その特徴について、ご紹介したいと思います。

構造材としてのCLT板を活用

タマディックが所有した名古屋市中区の土地は防災地域なので、耐火建築物しか建てられないエリアになります。

CLTロの柱

柱はCLT板を組み合わせてロの字型の断面をつくり、それを型枠にしてコンクリートを打設し、RCを内蔵したハイブリッド断面としている。常時は、内蔵のRC断面が建物を支え、地震時には木造(CLT)+RCの柱として水平力に抵抗し、火災時には耐火性能のあるRC構造が建物を支え崩壊を防ぐ。

引用元:ADFwebmagazine

CLT板とは、ひき板を並べた後、繊維方向がクロスして重なるよう貼りあわせた素材です。厚みと大きさのある板なので、建築の構造材や土木用材、家具などに使われています。
また、建物を支えるだけでなく、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性など複合的な効果があり、注目されている木造建築材です。

日本は災害大国ですし、いつどこで大地震が起こるかもわかりません…。また、地震が起こった際は、火災の危険も大きいでしょう。
そのため、地震にも火災にも強い建物づくりだと安心して働くことができますよね。

執務室の環境面

南・西側の窓には、最新旅客機にも使用されているスマート調光ガラスシステムを採用いたしました。空調には、床全面から気流を送り出す滲みだし空調を採用。気流感を抑え、静かで温度むらの少ない快適な室内環境を創出します。

引用元:ニュースリリース|株式会社タマディック

「寒いから温度を上げてほしい」
「暑いから温度を下げてほしい」
など、空調問題はオフィスの課題でもあります。
感じる温度が、座席によってバラバラというのはよくある話です。特に女性は、体温管理のため1年中ひざ掛けや上着が手放せないという方も多いのではないでしょうか?
オフィス環境は仕事の効率や質にも繋がってきますし、従業員が最も良く使う執務室の温度のムラが少ないのはとてもいいなと思いました。
また、窓は開放感がありながらも、スマート調光ガラスを使用しているので差し込む光と熱の量をコントロールしてくれます!

フィンランド式サウナ

8階には多目的ホールのほか、社員誰もが利用できるフィンランド式サウナを常設。健康促進効果のみならず、社員間のコミュニケーション活性化、集中力の向上など、エンジニアリング業務の効率化を目的としております。

引用元:PRTIMES

タマディック名古屋ビルには、フィンランド式サウナが常設されるそうです!
サウナには、

  • 決断力や集中力のアップ
  • アイディアを発想しやすくなる
  • 脳疲労が取れて頭がスッキリする
  • 睡眠をコントロールできるようになる

などの効果があるといわれます。
そのため、サウナ好きには仕事ができる人が多いのだとか。

サウナに通うとなると少し面倒ですが、オフィスビル内に常設されていると気軽に利用しやすいですよね。仕事終わりのリフレッシュにも最適だなと思いました!

【建物概要】
名称 : タマディック名古屋ビル
建築設計 : 坂茂建築設計
構造設計 : 陶器浩一+飯島建築事務所+高橋俊也建築構造研究所
設備設計 : テーテンス事務所
所在地 : 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目
用途 : 事務所
敷地面積 : 637.4 ㎡
建築面積 : 約510㎡
延床面積 : 約4,500㎡
構造 : RC造、一部鉄骨造、木造(免震構造)
階数 : 地下1階、地上8階
地下階:駐車場
1階:エントランス・ショールーム・ものづくりラボ
2~3階:執務室
4階:会議室
5~6階:設計室
7階:研修室
8階:多目的ホール・フィンランド式サウナ
完成予定 : 2021年11月

タマディック名古屋ビルは「働きがい」を大事にしたあたたかい作り

タマディックの新社屋『タマディック名古屋ビル』は、「働きがい」と「健康保持・増進」を重視したあたたかみのあるつくりでしたね。わたしもこんな素敵なオフィスで働いてみたいなと思いました!
さまざまな部署や役職からプロジェクトメンバーを選んで、「働きがいのあるオフィス」の実現に向けて動いているそうなので、完成がとても楽しみです。

また、タマディックは採用活動も行っているので、ものづくりや機械設計に興味がある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
タマディックなら、自動車・航空宇宙・産業機器・精密機器と事業内容もさまざまなので、自分のやりたい分野の仕事を選ぶことができます。生涯エンジニアとして働き続けたいと思っている方にも、おすすめの職場でしょう。

株式会社タマディックの採用情報

株式会社タマディック公式サイト