女性が子育てをしながら働き続けるために「保育園」という存在はとても重要ですが、通常保育園ではお子さんが37.5℃以上の熱を出すと預かってもらうことができません。
子供ってそもそも平熱が高いですし、保育園に通っているとけっこう頻繫に風邪をもらってくるので本人は元気なのに熱があるから預けられない!ってこともあってママたちはとっても困っちゃうんですよね。
だからといって保育園側も他の子に熱がうつっちゃっても大変なので、いくらママさんたちがお仕事大変でも預かることはできず…。
そんな時に病時、病後児保育という子育てママには嬉しいサービスがあるのです。
そのサービスを行っているのが「一般社団法人北海道育児支援協会(HOKUIKU)」です。
今回はこちらを紹介して行きますが、北海道だけでなく各都道府県でも同じようなサービスを行っている会社や団体がありますので利用してみるといいかもしれません。
目次
一般社団法人北海道育児支援協会の事業内容
病児・病後児保育を行っている一般社団法人北海道育児支援協会ですが、いくつか事業内容があるようです。
一般社団法人北海道育児支援協会(HOKUIKU)のビジョンは
『働きながらの保育を出来る社会を目指します!』とのこと。
私も子育てしながら働いている身なのでぜひそういった社会ができてほしいものです。
保育士資格や幼稚園教論免許を持っているスタッフが多く在住しているので安心ですね!
居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)
ベビーシッターって名前に「ベビー」とついているので赤ちゃんしか見てもらえないのかな?と思ってしまいがちですが、北海道育児支援協会では小学生(12歳)までのお子さんをお世話してもらうことができます。
(HOKUIKUベビーシッターページ)
保育園や幼稚園とは違い、ベビーシッターは原則各家庭の希望に沿って保育をしてもらえます。
普段のお世話から保育園や塾の送り迎え、希望すれば動物園や映画館などへも連れていってもらえます。忙しくてなかなか子供を遊びに連れていってあげられてないと思っている方にもいいかもしれません。
居宅訪問型保育事業(病児・病後児保育)
予測できない子供の風邪や熱。保育園に預けられないと自分の職場の人に迷惑がかかったりパートだとお給料が減ってしまうこともあります。
そんな時に助かるのが病児・病後児保育というサービスです。
(HOKUIKU病児・病後児保育ページ)
北海道育児支援協会では前日の20時までに予約すると依頼日の8時半から保育を開始してくれます。
当日や緊急の場合でも対応できることがあるようなのでまずは相談してみるといいでしょう。
必要に応じてスタッフが往診してくれるようなので風邪のひき始めでも安心して預けることができます。
また、知らない人に子供を預けるのは不安…という親御さんのためにテレビ電話でいつでも子供と会話することができるようです。
1時間ごとのレポートも作成してくれるようですが、とくにテレビ電話ができるのはとってもいいなと思いました。
家庭内外家事支援
保育の他にも、家事代行サービスのように家事やペットのお世話までしてくれるサービスもあるようです。
その他、就労支援事業などもあるようのなので、なにか困ったことがあったら相談してみると依頼出来ることがあるかもしれません。
安心の保険加入
北海道育児支援協会の事業内容は基本的に依頼者の自宅で保育や家事を行うものですが、やはり知らない人と子供が家に2人きりだといろいろ不安なものです。
ですが、北海道育児支援協会は損害保険ジャパン日本興亜の保険に加入しており、もしもの時には子供だけでなく財物にも対応できる保険ですので安心できます。
北海道以外でこのようなサービスを利用するときには、その会社がこういった保険に加入しているかを必ず確認しておくことが大切です。
一般社団法人北海道育児支援協会の利用料金
北海道育児支援協会は子育てママさんの強い味方である活動を行っているといったことは分かりましたが、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
サービス利用には会員になって利用する方法と会員にならずに一般で利用する方法があるようです。
一般料金
会員にならずに保育を利用する場合には以下の料金で利用できます。
居宅訪問型・病後時保育1時間1500円(税抜)
病児保育1時間1800円(税抜)
土、日、祝日の保育利用料金は+30%増額になります。
その他保育クルーの交通費がかかったり兄弟一緒に保育する場合などは料金が変わります。
会員料金
会員になる為には入会金に150000円(税抜)がかかりますが、
HPから入会すると10000円OFFになるので5000円(税抜)で入会できるようです。
月会費は3000円(税抜)ですが、
3000円分のサービス利用で利用料から3000円キャッシュバックされるため、実質月会費は0円になります。
また、保育料は一般よりもお得な金額になっています。
居宅訪問型・病後時保育1時間1300円(税抜)
病児保育1時間1500円(税抜)
その他交通費などは一般と同様になります。
1回だけどうしても子供を見ててほしいって人は会員登録せずに相談してみるといいでしょうし、頻繁にサービスを利用する人は会員になった方が絶対にお得ですね。
ご家庭によってどっちの方がお得か比較してから利用しましょう。
御賛助企業様|北海道育児支援協会「ホクイク」
賛助企業や保育料割引の提携福利厚生サービスの利用もできますよ!
一般社団法人北海道育児支援協会の福利厚生
一般社団法人北海道育児支援協会は会社の福利厚生でお得に利用できることがあります。
一時補助制度のすくすくえいど
会社の福利厚生で「ベネフィット・ステーション」を導入している会社、求人情報などで見たことありませんか?
私もたまにちらっと保育士以外の求人を見てみることもあるのですが、有名企業やベンチャー企業で福利厚生にあるのを見かけていいなーと思ったことがあります。
このベネフィット・ステーションで「すくすく倶楽部」に入会すると、一般社団法人北海道育児支援協会の一時保育補助制度が利用できちゃいます。
この一時保育補助制度である「すくすくえいど」を利用すると、1時間あたり300円または700円の割引が受けられるようです。少しでも割引されると嬉しいですよね。
お勤めの会社がベネフィット・ステーションを導入しているかぜひチェックしてみてください。
一般社団法人北海道育児支援協会の評判
一般社団法人北海道育児支援協会の評判を調べてみたのですが、働いているクルーさんの会社に対する評判はありましたがサービス利用者の評判は見つかりませんでした。
そもそも利用者が書き込めるような口コミサイト自体がないように思います。
ただ、2ch掲示板などでスレ立ちして悪い評判が書き込まれているわけでもないので安心ですね。
北海道育児支援協会の評判ではないですが、現在新型コロナウィルスの影響でベビーシッターの需要が各地で増えているようです。
例えば東京都では、新型コロナウィルスによって保育園が休園し子供を預けることができなくなった保護者の為に、ベビーシッターの利用支援制度を拡充しました。
ニュース記事:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58078610V10C20A4L83000/
今回の新型コロナウィルスによるイレギュラーな需要増加だけでなく、今後女性の社会進出がどんどん進んでいくともっと需要は増えていくのかなと思います。
一般社団法人北海道育児支援協会のようなサービスを知っておこう
現在お子さんがいる方もいない方も一般社団法人北海道育児支援協会のような保育サービスがあることを知っておきましょう。
今はなんとかやりくりしていても、子供の体調不良と大事な仕事が重なってしまうこともあるかもしれません。いつもは祖父母に預けていても、いつまでも預けられるわけではないかもしれません。
何かあった時に焦ったり仕事を諦めるのではなく、事前に選択肢を広げておくことでスムーズに対応することができるでしょう。
私も一般社団法人北海道育児支援協会を知ってから実際に自分が住んでいる地域にもそういったサービスを行っている会社や団体があるか調べてみたらあったので安心しました。
みなさんもぜひ、調べてみてください。