保育士は行事やイベントが苦手な人は多い?どうすれば克服できる?

行事 苦手

保育士として働く上で行事が苦手!
毎月の行事準備で忙しい…
という保育士の方も多いはず。

その普段の生活にプラスして行事の準備を行わなければならないので、長く保育士を続けている方でも行事は苦手…なんて人が多いです。

行事に苦手意識を持ってしまう原因としては行事の準備が大変ということが一番に多く、中でも運動会は行事にかかる準備が抜きんでて多く3日徹夜してから運動会本番を迎えた、なんて保育士もいたりします。

イベントはプログラム作成等の準備だけでなく、保護者の方々も見にいらっしゃるので保護者へ向けた案内、園児たちの衣装づくりなど本当に多種多様な準備が私たち保育士のハードルとなって現れます。

今日はそんな大忙しの行事(イベント)に対する苦手意識を少しでも克服出来るように対策法をご紹介したいと思います!

実は以外と行事が苦手な保育士は多い?

行事が苦手な保育士なんて私だけ?と悩んでいる方、安心してください。
結構な保育士が行事に苦手意識を持っています。

保育士が経験する行事は多岐にわたります。
ざっくりとした年間のスケジュールで見ていきましょう。

4月:入園式、始業式、健康診断、誕生日会
5月:こどもの日、母の日、春の遠足、誕生日会
6月:父の日、歯科検診、誕生日会
7月:七夕まつり、プール開き、お泊り保育、夏祭り、誕生日会
8月:プール遊び、夏休み、誕生日会
9月:お月見、誕生日会
10月:運動会、秋の遠足、ハロウィンパーティー、お芋ほり、誕生日会
11月:七五三、作品展、誕生日会
12月:クリスマス会、誕生日会
1月:お正月遊び、餅つき、誕生日会
2月:節分、お誕生日会
3月:卒園式、終業式、ひな祭り、誕生日会

年間スケジュールを見てもわかるように、一年を通して行事が盛りだくさんです。
もちろん園児たちの成長や喜ぶ笑顔のためなら頑張れるという方もいるかもしれませんが、一方で子供たちと触れ合いたいのに行事時は準備に忙しくてきちんと向き合えないと考える人もいるのではないでしょうか?

もともと保育士を目指す理由として、子供が好きで子供と触れ合う仕事に就きたいと思った人も多いでしょう。
そんな中で一番自分のやりたかったことが出来なくて寝れない日々が続く、なんてことが多いと苦手意識を持ってしまうのも仕方がないことなのではないことなのかもしれません。

苦手な行事のスケジュールこそ先輩・同期保育士をしっかり管理!

行事のスケジュールは先輩や同期保育士と共有しあえていますか?
大まかなスケジュールはわかるけど詳細についてはよくわからない、という状況を生まないためにも詳細は確認は必須です。
先輩保育士にあれこれ聞きにくい場合は、同期の保育士に相談するなど身の回りの人に確認するのもいいでしょう。

行事の準備でまず一番に必要となるのが、“何をいつまでにどうするか”です。
その何をいつまでにどうするかを決めるためにも、先輩や同期保育士とのスケジュール管理は必須になります。

スケジュールを共有しあうことにより連帯感や共通認識をもつことが出来るようになるため、本番まで足並みを揃えて準備に取り掛かりやすくする基盤ともなります。
当日のトラブルを避けるといった意味でも共通認識をしっかり持ち、報・連・相をきちんと行いましょう。

また、スケジュールを共有・管理することでお互いのミスを防ぐといった利点もあります。
一人で準備しているとうっかり○○を忘れていた、ということがありますよね。
スケジュールを確認し、必要なタスクをチェックすることで今はどこまで終わっていてどれが終わっていないのかお互いの確認も取りやすく、手が空いた保育士に別のことを手伝ってもらうということも出来るようになります。

苦手でも行事の準備は先輩や同期の保育士としっかり連携して

簡単そうで意外と難しい先輩や同期の保育士との連携。
つい一人で仕事を抱え込みがちな人もいるのでは?

大きな行事になればなるほど、準備にかかる手間も多くなってしまいます。
運動会やお遊戯会といったものは特に準備が多いので持ち帰りでプライベートをつぶしながら仕事をしていたりしませんか?

行事の準備を効率的に行うためにも、行事の準備は先輩や同期の保育士と連携することが大切です。
1人で10時間かけるより、2人で5時間の方がずっと楽な上に早く終えることが出来ますよね。

責任をもって仕事に取り組む人ほど“このくらい出来なくちゃ”なんて考えて無理をしがちな傾向にあります。
しかし無理せず協力しあうことが個々の負担減少や時短にも繋がりますので、気負いすぎず連携をとることが重要です。

仕事はチームワークが大切です。
周りにいる先輩も同期の保育士も仕事の一員ですので、「自分一人でなんとかしよう」と思う必要はないのです。
みんなで行事の準備を乗り切っていきましょう。

想定されるトラブルを保育士間で共有

行事にはトラブルがつきもの。
小さい子供たちを相手にする保育士ならなおさらですよね。

子供たちにはどんなことが起きるか分かりません。
行事の最中に転んで怪我をしてしまったというよくあるトラブルから、思いもよらないトラブルまでさまざまです。
そんな子供たちを素早く守り、助けられるのが「リスク管理」です。

行事の当日はこんなことが起きそう、ならこれを用意しておこう、と準備しておいたり、お互い心構えとしておくことが重要になります。
そういったリスク管理を保育士間で共有しておくことにより、同じ職場の保育士にも自分にも心の余裕を生むことが出来ます。

心に余裕がない状態だと普段できることが出来なかったり、小さなミスをしてしまったり、フルパフォーマンスがなかなかできない状態となってしまいますので、身近な実践法ではありますが効果は大きいのではないでしょうか。
まさに「備えあれば憂いなし」ですね。

保護者とも連携をとる

保育士間で報・連・相をきちんと行えている方でもうっかり忘れがちなのが保護者との連携です。
保護者の方に迷惑をかけてしまう、怒られるのではないか、と心配や気後れしてしまう新人保育士もいるかもしれませんが、子供たちを預かっている私たち保育士にとって保護者との連携は何よりも大切となります。

最近は共働きしている家庭も多いので、行事に保護者の方をお呼びしたい場合、お仕事のスケジュール調整のためにも行事の日程については早めに連絡するなどの工夫や、日が近くなったら再度アナウンスするなどの気遣いが必要です。

また、想定される怪我に備えて、家庭で保護者の方からお話してもらったり、夏場のイベントの際には食中毒などの危険がありますので、持参してもらう飲み物や食べ物にも考慮してもらう必要も出てきます。
私たち保育士だけでは対処するのが難しい問題も保護者と連携することにより、予防や早期の解決の糸口となるでしょう。
安全に楽しく過ごせるようにするには、保育士間だけで「私たちで解決しよう!」と意気込むのではなく、周りの保護者とも連携をとることが大切です。

大事な愛息子、愛娘の晴れの舞台ですから、楽しみにしている保護者も多いはずです。
保護者、そして私たちが一丸となり、みんなから楽しかったと言われるような行事づくりを心がけていきましょう。

保護者会も大事な行事

保育士には、人前で話すことに緊張してしまう、保護者が話を聞いてくれるか不安、保護者からクレームをつけられたらどうしよう…、という心配から保護者会を苦手とする人もいるでしょう。保護者会への苦手意識は、保護者との信頼関係が築けていないことが原因かもしれません。
保護者会の進行のコツや苦手意識の克服方法はあるのでしょうか?

保護者会への苦手意識を克服するには

保護者との信頼関係を築くには、まず常に笑顔で挨拶をすることが大切です。また、保育士は、普段から保護者に子どもの園での様子や楽しいエピソードを話したり、保護者からの悩み相談を重ねていくことで、「子どものことをよく見てくれている保育士だな」と保護者から好印象に思ってもらえるようになります。
保護者との信頼関係を築くことができれば、保護者会でネガティブな話をしなければいけない場合などでも、クレームを言われる可能性がぐんと低くなるでしょう。

保護者会を上手に進行させるには

そもそも保護者会とは、保護者同士の顔合わせやコミュニケーション、園からの伝達事項を共有する場としての目的があります。保護者会は、保護者同士の交流の場としての役割もつよいため、保育士だけが話し続ける必要はありません。
保護者会をうまく進行させるには、保護者に発言をしてもらうことがコツです。保護者に発言をしてもらうことで、保育士は司会進行役に徹することができるので、保護者から注目され続けるという心配もいりません。

保護者同士が意見のやり取りをすることで、保護者会に対して保護者たちも充実感を感じてくれます。保育士は、うまく保護者の発言を促し、話し合いの最後には子どもたちの様子を交えながら保護者たちの意見をまとめることが重要です。保護者の意見をまとめる際に、子どもたちの園での様子を交えるだけで、さらに保護者会の充実度をあげることができるでしょう。

起こってしまったトラブルから学ぶ

ミスや失敗は誰にでもあるものです。
想定していたトラブルや想定していなかったトラブルに対処できなくて混乱してしまうことは、誰にでもあるでしょう。
しかし、そのトラブルで苦手意識を持つのではなく、今後はどのように対処するのがベストなのかを考えることが大切です。

過去に起こってしまったことはどうしようも出来ませんが、次に同じことが起こったときに過去の経験を生かして対応できるようになれば大きな成長ですよね。
トラブルから学び、それを生かせるようになることがベテラン保育士への一歩かもしれません。

責任のある仕事ですし、保護者の方々との関係もありトラブルが起きたときに苦手になってしまうことも多いかと思います。
それをマイナス思考になりすぎず、考え方や目線を変えることで成長につながります。

行事・イベントに対する苦手意識の克服法

これまで紹介してきたものを実践しても苦手意識がぬぐえない人もいると思います。
何度やっても人前で進行するのに慣れない人もいます。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?

意識を相手に向ける

すごく緊張しているとどうしても頭がいっぱいになってしまいます。
そんな時に目の前の子がいきなり泣き出したら、「え?どうしたの?」とその子に意識が向きませんか?
それが「意識を相手に向ける」ということです。

誕生日会、クリスマス会、お餅つきなど、主役は子どもたちです。
子どもたちの顔を見ながら、様子のおかしい子はいないかどうか、楽しんでいるかどうかといったことに意識を向けると自分自身の緊張はやわらぐでしょう。

自分自身を応援してあげる

保育士として子どもたちを応援する場面は少なくないですよね?

たとえばすべり台を一人ですべれない子がいるとします。
そうすると「見てるから大丈夫だよ」「ゆっくりやってごらん」などと声をかけるでしょう。
それを自分自身に向けてみるのです。

しかし、うまく自分自身を鼓舞することは難しい人もいます。
逆に緊張してしまう場合は、無理にしない方がいいでしょう。

完璧を求めない

保育士はテレビに出てくるベテラン司会者ではありません。
だから失敗してもいいんです。

完璧に進行をする必要はありません。
司会が下手だからといって、子どもたちは悲しい顔をするでしょうか?
子どもたちが楽しめるように行事を進められれば、きっとそれで十分ではないでしょうか?

苦手意識が抜けない場合は行事の少ない保育園への転職もあり

出来る限りの対策はしたけれど、もう行事が嫌で体調を崩しがち、保育士を辞めたくなってきている方もいらっしゃる方も少なからずいることでしょう。
保育士も一人の人間ですから、苦手なものがあるのは当たり前です。

保育士の仕事は好きなのだけど、と思われているのであれば思い切って行事の少ない保育園への転職もいいのではないでしょうか?
次に紹介する保育園は0歳から2歳の子供を対象にした小規模~中規模程度の保育園です。
多くの子供たちを預かる保育園とくらべて小規模な保育園は行事が少ないことが特徴として挙げられます。

加えて小規模運営なので子供と保育士の比率が低いので子供たちと向き合って仕事がしたいという方には向いているのではないでしょうか。
保育園によって特色はさまざまですので、今の環境に悩んでいる方の選択肢の一つとして参考になれば幸いです。

ドリームキッズ保育園

有限会社COCOが運営している認可保育園です。東京・池袋に2園、西東京市、小金井市、小平市に各1園の計5園があり、小平市以外の園はすべて小規模保育園となっています。
『育児担当制』を採用しており、担当する子供が決まっている為、子供たちも安心しやすい上に私たちも一人一人としっかり向き合うことが出来るようになっています。

完全週休二日制、残業時間の見直しがなされている為プライベートも大切にしたい保育士の方々にはおすすめできる保育園です。

ドリームキッズ保育園(有限会社COCO)

アップルナースリー保育園

有限会社もっくもっくが運営している、東京・埼玉・千葉に5園構える保育園です。定員数は園によって異なり、一番少なくて19名、多くて61名と幅があります。

よくありがちな苦情・要望に関して担当者が配備されているので働きやすいさにも定評があります。

アップルナースリー保育園(有限会社もっくもっく)

おはよう保育園

都内8園、神奈川に3園ある東京建物キッズ株式会社の運営する保育園です。
小規模から大規模まで幅が広く、認可保育園と企業主導型保育所の運営を行っているのが特徴となっています。
正社員だけでなくパート募集もあるのでワークバランスが気になる方にもおすすめです。

おはよう保育園(東京建物キッズ株式会社)

保育園によって保育士の働き方はさまざまです。
今の環境が自分に合っていないせいで「自分は保育士に向いていないのでは…」と考えてしまう前に、視点を変えた働き方はどうでしょう。

憧れて選んだ保育士なら楽しんで仕事をしたいですよね。
一つの行事という苦手な分野があっても子供が好きでこの仕事が好きという方、是非新しい環境で保育士を続ける選択はいかがですか?