保育士の退職理由をポジティブ変換!面接での言い方は?嘘はダメ?

「退職したい」という旨を申し出るのは、とても勇気がいることですよね。特に、悪質な労働環境や人間関係が原因といった退職理由の場合は、言い出しにくいと感じる人が多いでしょう。
保育士の中にも、今勤めている園を辞めたいと思っていても、退職理由をどう伝えたらいいのかわからない、退職理由を伝えづらい、と悩んでいる人がいると思います。

保育士のポジティブな退職理由の伝え方を紹介します。保育士が、園へ退職理由を伝える際や転職の面接で伝える際の参考になれば嬉しいです。

保育士のポジティブな退職理由

退職理由は、正直な気持ちを伝えましょう。しかし、不満をそのまま伝えてしまうと改善案を出され引き止められてしまうケースもあります。そのため、ポジティブな退職理由で、円満に送りだしてもらえるように心がけましょう。
園に引き止められにくい、ポジティブな退職理由を紹介します。

家業を継ぐことになった

家庭の事情での退職はやむ負えないため、引き止められることはまずないでしょう。

引っ越し

交通費や通勤時間が大幅に増えてしまう場合や、パートナーの転勤による引っ越しの場合は、納得してもらいやすいです。

結婚や出産

結婚や妊娠は、退職理由としてつかわれるケースが多いです。結婚をする予定でも破棄になるカップルはいるので、もし結婚しなくても問題になりません。
嫌味を言われるかもしれませんが、相手を納得させやすい退職理由のひとつでしょう。

留学にいくことになった

数か月の留学の場合は、休職を提案される可能性もありますが、退職の意思を強く示せば受け入れてもらうことができるでしょう。

他にやりたいことができた

保育士の他にやりたいことがあれば、それを退職理由にするとよいでしょう。明確なビジョンがあれば、園側も無理に引き留めようとはせず、応援してくれるかもしれません。

人間関係や給与、業務量の多さといった不満を正直に伝えることは、角が立ってしまいます。退職理由は、園側に「そういった理由なら仕方がない」と思わせることが、円満退職のポイントです。
円満に退職するためには、退職理由を伝えるタイミングにも注意しましょう。一般的に退職の意思は、1ヵ月前に伝えても問題ありませんが、保育士の場合は、クラス担任などの関係も考慮して半年~3ヶ月前には伝えるべきです。

保育士のネガティブな退職理由

退職理由が、必ずしもポジティブなものとはかぎりませんよね。勤務先に何かしらの不満があって退職を考えることもあります。だからこそ、なかなか職業に退職の意思を伝えることができない…と悩む人も多いのではないでしょうか。
保育士のネガティブな退職理由を紹介します。

低賃金

保育園の平均年収は250万から300万円といわれています。仕事量に対して給料が見合っていなかったり、昇給が難しい場合があるため、退職理由になりやすいようです。
給料制度は、園によって異なりますが、勤続年数が長くても月給の手取りが12~16万というケースもあるといいます。

人間関係

保育士に限らず人間関係を退職理由とする人は多いでしょう。保育士の場合は、女性が多い職場特有のトラブルやいじめが起きやすいといいます。また、園長や管理職からのパワハラ、保護者の対応といった多様な人間関係の問題に悩んでいる保育士もいるようです。

多くの人とコミュニケーションをとる場面が多い保育士だからこそ、人間関係のトラブルでストレスを抱えてしまうケースが多く退職理由につながってしまうのでしょう。

仕事量や体力面

保育士は、元気いっぱいに動き回る子どもたちの相手をするので、体力的にとてもハードな職業です。さらに、事務作業もこなさなければなりません。
保育園の中には、残業や持ち帰りの業務が多いところもあるため、体力面でのストレスが退職理由になるケースもあります。

園の保育方針が合わない

保育園の方針と自分の理想とする保育がミスマッチしていると、そのズレにストレスを感じてしまいます。特に「子どもたちを第一に考えた保育」ができると夢いっぱいで入社した新人の保育士は、利益を優先する保育園の方針にガッカリしてしまうこともあるでしょう。
保育方針の違いを受け入れようと、園の方針についていく努力をしてみても、なかなか園に馴染むことができずに退職する保育士は、意外と多いといいます。

ポジティブな退職理由で、円満に退職できることが1番ですが、嘘をつくことだけはやめましょう。退職理由を隠さず素直に伝えることで、園側が問題の改善に努めてくれる可能性もあります。しかし、正直に話すといっても伝え方には気を付けることが重要です。園への不満を直球で伝えるとカドがたってしまうため、言葉は選びましょう。

保育士が退職理由を伝えるときに注意することは?

現職場に退職理由を伝えるとき、とても緊張してしまいますよね。誰しもが、「辞めたい」と切り出したときの相手の反応を想像すると不安になってしまうものです。
保育士が、退職理由を伝えるときに注意すべき点とはなんでしょうか?

園への不満を爆発させない

例えば、「お給料が少ないので転職する」「残業が多すぎるので、プライベートを楽しむために辞めたい」などマイナスな退職理由は、基本的に伝えない方が無難でしょう。なぜなら、ダイレクトに不満を伝えてしまうと、相手の気持ちを逆なでしてしまい、良くない印象を与えてしまう可能性があるためです。
退職理由を伝えてから1~3ヶ月は園で働かなければなりません。保育士同士で噂が広まってしまうケースもあるので、注意が必要です。退職理由は、できるだけポジティブに伝えるように心がけましょう。

嘘はつかない

退職理由を伝えるときは、嘘をつかないように注意しましょう。
結婚や出産、親の介護などは、角も立ちにくく引き止められずらいので、退職理由としてとても便利です。しかし、一度嘘をついてしまうと、辻褄を合わさなければいけなくなったり、嘘がばれて面倒くさいことになってしまうリスクがあります。
退職理由を正直に包み隠さず伝える必要はありませんが、全く嘘の退職理由は、後々自分が困ることになる可能性があるので避けた方が良いです。

転職の面接でのポジティブな保育士の退職理由

退職理由は、転職活動の面接でも必ずきかれます。ネガティブな退職理由では、良いイメージを持ってもらえません。面接では、ネガティブな退職理由をポジティブな退職理由に言い換えることが、内定をもらうためにも大切です。
ポジティブな退職理由の言い換えの例えを紹介します。

低賃金は、キャリアアップでポジティブな退職理由に

誰もがお金を稼ぐために働いているとはいっても、「給与の低さ」をありのまま退職理由として伝えてしまうと印象はよくありませんよね。

面接では、自分のスキルや努力が評価される制度がなかった、キャリアアップをしたいから退職の道を選んだ、というポジティブな退職理由に言い換えましょう。

人間関係は、保育方針の違いでポジティブな退職理由に

人間関係のトラブルを正直に伝えてしまうと、「うちでもトラブルを起こして辞めるのではないか」と思われてしまう危険性があります。

面接では、保育方針のズレという退職理由に言い換えましょう。ただ保育方針が合わないから退職しただけの理由の場合は、わがままだと捉えられる可能性があります。そのため、同時に保育方針を改善する努力をしたことや環境を変えて保育士として成長したいという気持ちもしっかり伝えることが大切です。
あなたの保育観を伝えることで、「この子は、真剣に保育に向き合っているんだな」という印象を与えることができ、プラスになります。園への愚痴になってしまわないように注意が必要です。

「貴社の教育方針に共感した」という想いも伝えることで、あなたがその保育園で働きたい理由にもつなげることができるでしょう。

労働環境は、問題解決の努力でポジティブな退職理由に

保育士の長時間労働は、問題視されています。しかし、残業や持ち帰りなど労働環境の退職理由は、「働く意欲が低いのではないか」「根性がなさそう」という印象を与えてしまう可能性があるのです。

あなたが、労働環境の問題を解決するためにどう取り組んだのかアピールすることで、ネガティブな退職理由をポジティブに変換することができるでしょう。

まとめ

保育士に限らず退職理由がポジティブなケースは、少ないです。退職理由を伝えることは勇気が必要ですし、言い出せずに不満を溜めこんでいる人も多いと思います。
しかし、ネガティブな退職理由をポジティブに言い換えるだけで、相手への伝わり方は全く変わります。退職理由を伝えるときは、「嘘をつくこと」と「正直すぎること」は避けましょう。

現園を退職して、他の園に転職することは、決して悪いことではありません。しかし、あまり転職が多いと、だんだんキャリアアップや転職活動に支障が出てきます。転職先を探すときは、長く働きやすい環境が整った保育園を選ぶことが重要です。
COCOの運営する保育園では、スキルに応じて昇給が年に1回、賞与が年に2回あります。また、ひとりあたりの業務量の軽量化に努めているので、残業や持ち帰りの業務もない場合が多いので、おすすめです。

悩んでいるのなら、ポジティブな退職理由で円満退職をして、思い切って自分にあった労働環境の保育園に転職しましょう。