保育士の人間関係はめんどくさい?最悪?逃れるための対処法とは

社会人なら業種に関わらず一度や二度、職場の人間関係で悩んだ経験があるのではないでしょうか。保育士も例外ではなく、めんどくさい人間観関係にストレスを感じている人が多いといいます。しかし、保育士は、職場の人や小さな子ども、保護者など仕事上で関わる層が幅広いため、人間関係で抱える悩みも少し違うのかもしれません。

ここでは、保育士がめんどくさいと思う人間関係の原因や事例、対処法を紹介します。

保育士が人間関係をめんどくさいと思う原因

東京都福祉保健局の平成30年度東京都保育士実態調査によると、保育士の退職理由の1位は「職場の人間関係」でした。
保育士が人間関係をめんどくさいと思ってしまう原因とはなんでしょうか?

園長や主任との人間関係がめんどくさい!

園長や主任といった管理職との人間関係をめんどくさいと感じる保育士はとても多いです。
園長は、保育園の現場で一番上の立場にいるので、特に新人の保育士はどうやってコミュニケーションをとるべきか悩むこともあるでしょう。
また、園長の人柄でその園の職場環境が変わるものです。権力を振りかざしてくるようなワンマン園長のいる職場は、顔色をうかがったり必要以上にビクビクしてしまい人間関係がギクシャクしてしまう傾向にあります。

先輩保育士との人間関係がめんどくさい!

新人の保育士に多い悩みが、先輩保育士との人間関係です。新人1~2年目は、まだクラスの担任を待てないので、先輩保育士のサポート業務が中心となります。
仕事に慣れていない新人のうちは、先輩保育士についていくのに必死になってしまったり、先輩保育士に嫌われたくない一心で必要以上に気を使いすぎるために、人間関係をめんどくさいと感じてしまうことがあるようです。

また、先輩保育士から「生意気」などと悪口を陰で言われたり、直接呼び出されて文句を言われてしまうこともあります。派閥ができている園もあるので、先輩保育士を立てることや、気が進まないことでも協力しなければいけないことで、気疲れしてしまう保育士も多いです。

同僚保育士との人間関係がめんどくさい!

同僚保育士との人間関係をめんどくさいと感じる保育士も多いようです。年齢の近い同僚は、園の中でも一番仲を深めやすい存在にあたると思います。しかし、仲が深まれば自然と距離感が近くなるので、嫌なところも見えやすくなってしまうものです。
仲良しだと思っていた同僚保育士に、陰で悪口を言われていたり、噂を流されたりといじめに発展してしまうケースもあるといいます。

保護者との人間関係がめんどくさい!

モンスターペアレントといわれるような保護者の対応もしなくてはいけないので、保護者との人間関係をめんどくさいと感じる保育士はとても多いです。東京都保育士実態調査では、保育士として働く中で負担に感じることに「保護者の対応」が3位にランクインしています。

1位 行事(準備含む)
2位 保育計画書の作成
3位 保護者対応
参考:平成30年度東京都保育士実態調査

保護者の中には、子どもが体調不良にも関わらず預けにくる人や他の保護者の悪口を言う人、少しのことでクレームを入れる人がいるそうです。時には、保育士が保護者同士のトラブルの仲介をしなければならないこともあり、保護者の対応に苦労しているといいます。全ての保護者がそうではありませんが、少数派であっても対応にはかなりの労力が必要でしょう。保護者との人間関係をめんどくさいと感じてしまう保育士が多いのも仕方がないかもしれません。

雇用形態の違いによる人間関係がめんどくさい!

保育士には、正社員ではなくパートやアルバイトの人もいます。パートやアルバイトの保育士は、勤務時間や日数も限られているため、保育士同士の交流が少なくなってしまったり、会議などに参加できない場合もあるでしょう。
そのため、連絡事項が回ってこなかったり、コミュニケーションがうまくいかず人間関係に悩むパートやアルバイトの保育士が多いようです。中には、園の雰囲気に馴染むことができないという理由で、退職を考える人もいるといいます。
また、ベテランのパート保育士は、正社員の保育士が年下の場合の接し方に悩むこともあるそうです。雇用形態が違うことで抱える悩みというのは多いのかもしれません。
パートであっても正社員であっても、同じ保育士なのでお互いに積極的に交流を深めていく姿勢が必要ですよね。

保育士のめんどくさい人間関係の事例

保育士がめんどくさいと感じた実際にあった人間関係の事例を紹介します。

保育士のめんどくさい人間関係事例①:新人という理由で蚊帳の外にされる

保育士の中には、新人の保育士をこころよく受け入れようとしない人もいるようです。

私立保育園に務めて4ヶ月目の新卒保育士です。
クラス内の職員間の人間関係がうまくいかず、人間不信になりそうです。
二歳児クラスで複数担任なのですが、新人だからという理由なのか、話し

合いの時とか個別計画の評価をし合う際に話は無視、目も合わせてくれません。他の先生同士では目を合わせて会話されるので疎外感を感じます。
また報告、連絡、相談についても、「こういう風にしましょう」と変更したときや決定したときにはあたし以外の先生たちだけで共有し合ってあたしには全く連絡が来ないことはしょっちゅうあります。
また他のクラスの先生に「◯◯さん(私)が全然動けてない」と告げ口しているという情報も他の先生から聞きました。。
直接言ってくれればいいのに、、と思いながら病んでいる毎日です。

今年度いっぱいで他の職場にうつりたいと考えているのですが、辞める理由はどのようにしたら良いのでしょうか。
私が今いる園は職員が足りない状態なので、辞めさせてくれない可能性が高いです。
なので止められないようにするにはどのように言ったら良いのでしょうか。

また10月に辞めるか辞めないかの答えを出すのですが、辞めるとなると、職員全員に情報が周り、やはり雰囲気とか悪くなったりしますか??

Yahoo!知恵袋より抜粋
クラスの話し合いや連絡は、担当している保育士全員に共有するべきです。無視どころか目も合わせてくれないというのは、いじめといっても過言ではありません。報告も連絡もしていないのに、「全然動けていない」という告げ口をするというのも陰湿ですよね。

保育士のめんどくさい人間関係事例②:主任や園長に怯える職員

保育園の中には、権力主義の主任や園長が職場環境を悪くしているケースがあるようです。

職種:保育士
年齢:20代後半

私が仕事を辞めたいと思った理由はたくさんありますが、一言で言うとそこの職場がストレスだったということです。
まず、入職して1日目にして、既に嫌な予感がしてしまいました。初めて職場に入ったときから雰囲気が怖いの感じましたが、働き始めて数時間後に、主任が職員のミスに対して必要以上に大騒ぎし、犯人探しを始めたのには本当に驚きました。それと共に、ここは恐ろしい場所だなと感じて本当にショックでした。
それから辞めるまでずっと、常にそも恐怖は消えることはありませんでした。どんなに一生懸命働いていたとしても、どんな理由があったにしても、誰かが何かを失敗したり、そうでなくてもやったり言ったりしたことに対して、槍玉にあげるようなやり方で、頭ごなしに怒鳴りつけるのです。
そして、いつまでもネチネチとそういったことについて覚えていて、悪口のように言い続けるのです。
皆がその主任や園長の恐ろしさをわかっていて、何も起こらないように、できるだけ関わらないで済むようにとそればかり気にして毎日働いていました。
すると、そのうちに、皆がおかしくなっていきました。皆が皆自分の身を守ることに必死で、他人が困っていても助ける余裕がありません。
自分を守るために自分の味方を作って固まり、そこで愚痴を吐き出したり、多少かばいあったりしていました。誰を信じて、誰に気をつけたらいいのかがわからなくなってきます。そんな中でも仕事はきちんとしなければなりません。だけど、仕事に集中したくてもそういったところからの邪魔が入るので、仕事中にも思うように動けず、楽しめないし、効率も悪くなってきます。
元々仕事量も多いので拘束時間が長く、1日中、休日も仕事をしたり仕事の事を考えたりしなくてはいけなくなり、息を抜く時間もなかなか取れなくて、本当にノイローゼになりそうな生活をおくっていました。そして、それは他の同僚たちも同じでした。徐々に、初めはあっちで、今度はこっちでと、バタバタと体調を崩して病気になっていく人が出てきました。

シゴヤメより抜粋
主任や園長など管理職の言動がおかしいと、職員同士もギクシャクしてしまい職場環境の深刻さは増していきます。身体や精神が病んでしまうほどのストレスに耐える必要はありません。入社初日で雰囲気の怖さを感じとれるということは、その園の職場環境は相当ひどいものだったのでしょう。
保育士みんなが自分の身を守るのに必死になっているので、周りに頼れる人がいないという状況も最悪ですね。そういう場合は、こころの耳総合労働相談コーナー全国対応社会保険労務士会連合会といった相談窓口に助けを求めることをおすすめします。

保育士のめんどくさい人間関係の事例③:先生同士の仲が悪く空気が重い

保育士同士の仲が悪くギスギスした雰囲気の保育園もあるようです。

先輩に嫌われている気がします。
保育士をしています。
1クラス3人で担任をしているのですが、主の先生がもう一人の先生を鬱陶しく思っておられるようで、 空気が悪いです。
私は私で、一年目なのですが、2ヶ月たってもミスをすることが多くてイライラさせてしまいますし、緊張して先輩とろくに話しも盛り上がらず、いつも休憩のときは沈黙してしまい本当に申し訳ないです。
その先生は保育園ではボス的な存在で、その先生に気に入られれば今後も居心地がよく、嫌われれば一発でみんなに嫌われると歳の近い他の先生に教えてもらいました。
去年の新米の先生がかなりデキル人だったようで気に入られていたため、余計に比べられている気がします。
いつも朝、他の先生に「あと10ヶ月の我慢だ」と愚痴っておられるのを見て、いつも落ち込んでしまいます。
話しも盛り上がらず、仕事もミスすることが多くて本当に申し訳ないです。

毎朝、辛くて泣きながら出勤しています。これからどうしたら、先輩との関係が良好になるのかわかりません。普通なら、一年目でも二ヶ月たてばある程度は先輩と会話できますよね?ある程度は仕事もできるようになりますよね?

Yahoo!知恵袋より抜粋
クラスの担任同士の空気が悪いと、職場に行くのに億劫な気持ちになってしまうのも当然です。ボス的存在の保育士の気持ち次第で、職場の居心地が決まってしまうとなると、ちょっとのミスでも「嫌われてしまうのではないか…」と神経質になってしまいますね。しかし、あまり気にしすぎてしまうと、投稿者さんのように緊張でうまくコミュニケーションが取れなくなり悪循環になってしまいかねません。入社して2ヶ月あまりでは、まだ仕事がうまく回せなくて当然です。
泣きながら出勤してしまうほど追い詰められているような場合は、職場を変えてもいいと思います。

保育士のめんどくさい人間関係事例④:パート保育士と正社員保育士の仲が悪い

正社員の保育士が、嫌な仕事をパートに押し付けたり、うまくいかないことをパートのせいにしたりするケースがあるようです。

パート先の人間関係のことです。
杉並区立の保育園で保育士(パート、有資格)をしていますが、人間関係が悪く、半年にして通勤が苦痛になってきました。
職員とパートの軋轢の対処方法のアドバイスをお願いします。長文で失礼します。
以下の原因でパートと正規の保育士の溝が深く、「いがみ合っている」状態で雰囲気が最悪です。

①職員がパートを顎で使っている。
②職員がパートを見下しており、挨拶もろくにしない。
③上司や保護者に対する時だけ笑顔で、パートの前では常にアラさがしをしている。
④その場の思いつきで何かを始め、収拾がつかなくなるとパートの指導力のせいにする。

ー中略ー

正規の職員とは責任の度合いが違うと言われますが、パートも子どもに何かあればその職場にはいられません。
お互い敬意を払って仕事をしたいのですが、どうすればよいでしょうか?

Yahoo!知恵袋より抜粋
一般的に、パートよりも正社員の方が社会的立場が高く責任が重いのかもしれません。しかし、雇用形態が違っても、保育士として子どもを預かる責任の重さは変わらないはずです。
保育士同士の雰囲気の悪さは隠しているつもりでも、意外と子どもたちは気づいています。子どものお手本であるべき存在の保育士が、雇用形態によって態度を変えるというのは教育的によくありませんし、保護者の方もそんな保育士に子どもを預けたくはないでしょう。
また、雑用や都合の悪い事をパートに押し付けたり、失敗をなすりつける行為は、いじめともとれますよね。

保育士のめんどくさい人間関係事例⑤:転職先の保育士の精神年齢が幼い

電話対応や敬語がしっかりできないなど、社会人としてのスキルが足りない保育士との人間関係をめんどくさいと感じるケースがあるようです。
多くの保育士は、社会人としてのスキルも身につけていると思うので、珍しい人間関係の事例かもしれませんね。

保育園に転職した看護師ですが、人間関係に悩んでいます。

病院から保育園に転職した看護師です。保育園で働き始めて半年以上になりますが、全く馴染めません。
理由は(私の園だけかもしれませんが)保育園の先生の精神的な幼さです。何かというと職場ですぐに泣くんです。クラス運営がうまく行かないとか、苦手な人に意地悪されたとか、「えっ、そんなことで?」ということで泣くんです。
いままで病院で働いてきて、私たち看護師は、新人のとき人の死に目に見に泣いても、職場でやたらなくもんじゃない、と言われてきました。気軽に泣いてしまう保育士さんの精神的な幼さについていけません。泣くのは新人でもベテランでも関係ないんです。けっこうな年配でもなくので、引きます。
あと、外部の電話にまともに敬語を使えない、伝言や折り返しの連絡先を聞いていないなど、社会人としてどうなのかと感じることが多いんです。新人でもないのにこんなこともできないのかと思うと、何か話す気がしなくなります。だから、全然馴染めないんです。このまま続けられるかどうか、他のところに転職しようか、悩んでいます。

転職ステーションより抜粋
社会経験をそれなりに積んだ人からすると、この園に勤める保育士に対して幼いという印象を持ってしまうのは当然でしょう。
ときには、辛さに耐えられず泣いてしまうということもあるかもしれません。しかし、新人やベテランに関係なく、ちょっとしたことで泣いてしまう保育士が多いというのは、この園に何か問題があることも考えられますよね。
また、仕事を教えてくれるはずの先輩や上司が頼りないのでは、保育士として成長するための機会損失になる可能性もあるでしょう。職場環境にうまく馴染むことができず、人間関係によって気力を失くしてしまうくらいなら、他の園に転職してみてもいいと思います。

保育士のめんどくさい人間関係事例⑥:園に怒鳴り込んでくる保護者

保護者の中には、ちょっとした子ども同士のトラブルでも園にクレームを言いに来る人がいるようです。保護者の対応も保育士として大切な仕事ですが、あまりにもクレームが多い保護者がいると疲れてしまいますよね。

保育士6年目、担任がしんどくて辞めたいです

現在保育士をして6年目。昨年からクラス担任を任されるようになり、今年は4歳児の担任をしています。子どもたちが可愛くて楽しいこともたくさんあるのですが、最近は辛いことの方が多くなってきてしまい仕事を辞めたいと思うことが多くなっています。

辛いことを具体的に言うと、まず保護者との関係です。ほとんどの保護者の方はいい方で子ども同士のトラブルにもおおらかに対応してくれるのですが、やはり数人は難しい保護者の方もいて対応に困っています。
例えば自分の子どもが突き飛ばされたと家で親に報告、翌朝「○○君はどこ?○○君の親と話がしたい」と怒鳴り込んできます。こちらが子ども同士のトラブルであることを説明しても納得してくれず相手の子どもが登園してくるまで待って文句を言うなど私では対処しきれず園長に相談しましたが、それでもなかなか収まりません。園長もいつでも対応ができるというわけではないので私が対応することも多いのですが悩みが尽きません。
(以下略)

転職ステーションより抜粋
朝から保育園に怒鳴り込み、自分の子どもとトラブルのあった子どもの親が来園するまで待つというのは、保育士にとっても園にとっても迷惑ですよね。
自分の子どもが突き飛ばされて頭に血が上ってしまうのもわかります。しかし、幼い子ども同士なので、そのようなトラブルは仕方がありません…。
保護者の中には、理不尽なクレームをつけてくる人もいます。保育士は、保護者の意見に気をつかいながらも問題を解決しなければいけないので、その労力とストレスは計り知れないでしょう。

保育士の人間関係で悩んだときの対処法

人間関係の悩みを我慢し続けてしまうと、気づかないうちにストレスが大きくなってしまい精神科に通うことになる恐れがあります。では、辛い人間関係から解放されるためには、どうしたらいいのでしょうか。
めんどくさい人間関係に悩み、保育士を辞めたいと思ったときの対処法を紹介します。

プライベートでストレスを発散する

職場の人間関係のストレスは、趣味などを作りプライベートでうまく発散していくことも大切です。また、職場では仕事にひたすら没頭し、できるだけめんどくさい人間関係から離れるように心がけましょう。

コミュニケーションを大切にする

園長や主任、保育士、保護者に積極的にコミュニケーションをとることで、良好な人間関係を築くことができる可能性があります。人間関係のもつれは、コミュニケーション不足という場合があるためです。いつも明るくにこやかに接していれば、保育園の職員や保護者から好感を持ってもらいやすく、良好な人間関係を築きトラブルを予防することができるでしょう。
特に、挨拶はコミュニケーションの基本となるので、大切です。

他の園に転職する

めんどくさい人間関係から離れるのに一番手っ取り早い方法は、「転職」です。悪化した人間関係においては、どんなに努力をしても改善できないような深刻な状況のケースもあります。人間関係が辛いなら無理をしてまでその園に留まる必要はありません。限界までストレスを抱えてしまうと、保育士として働くこと自体が嫌になってしまう恐れもあります。
しかし、人間関係というのはどこに行っても避けられないので、同じ失敗をしないためにも転職先の環境はしっかりと見極めることが重要です。

まとめ

おそらく人と関わる仕事をするうえで、人間関係の悩みから完全に開放されるということはないでしょう。しかし、全ての保育園が、いじめやパワハラなど悪質な人間関係というわけではありません。職場に向かうのが嫌になってしまうほど大きなストレスを抱えてしまったり、明らかないじめを受けたりする職場で働き続ける必要はないのです。
良好な職場環境が、良好な人間関係を作ってくれます。保育園によって雰囲気は全然違ってくるので、職場を変えてみることで、保育士にやりがいを持ってのびのび働くことも可能です。

決して、限界までストレスを抱えながら人間関係に悩むのはやめましょう。COCOの保育園は、保育士ひとりひとりの心の安定を大事にしており、寄り添え合える環境づくりを徹底しているので、めんどくさい人間関係に悩んでいる人におすすめです。