ミニチュアダックスフンドは「寂しがり屋」「甘えん坊」と言われることが多い犬種です。
実際に飼ってみると、ちょっと姿が見えないだけでクンクン鳴いたり、後追いしてくる子も。
本記事では、ミニチュアダックスが寂しがり屋と言われる理由や、お留守番を上手に乗り越えるコツを詳しく解説します。
これからお迎えを検討している方も、すでに一緒に暮らしている飼い主さんも、ぜひ参考にしてください🐶
目次
なぜミニチュアダックスフンドは寂しがり屋と言われるの?
群れで行動する本能が強い犬種だから
ミニチュアダックスフンドは、もともとドイツ原産の狩猟犬です。
アナグマを追い詰めるために、人間とペアで作業をする猟犬として活躍してきました。
そのため「飼い主と一緒に行動すること=安心」と学習しており、独りぼっちの時間を極端に嫌う傾向があります。
ひとりでいると落ち着かず、飼い主が部屋からいなくなるだけで不安になる子も。
こうした本能的な「協調性の高さ」こそが、寂しがり屋と言われる理由の一つです。
愛されたい・かまわれたい“甘えん坊気質”
ダックスフンドはとても社交的で、人が大好きな犬種です。
飼い主の声や表情に敏感で、「かまってもらう」「褒めてもらう」ことが大きな喜び。
逆に無視されたり、長時間ひとりで過ごしたりすると、不安やストレスを感じやすくなります。
そのため、「常に家族のそばにいたい」という気持ちが強く、自然と寂しがり屋な一面が表れるのです。
寂しがり屋なミニチュアダックスが見せるサイン
あなたの愛犬に、こんな行動はありませんか?
もし当てはまるものが多ければ、寂しさや不安を感じているサインかもしれません。
- 飼い主が出かける準備をすると、そわそわし始める
- 留守番中に吠え続けたり、ドアをひっかいたりする
- 帰宅後、過剰に飛びついたり鳴いたりする
- トイレの失敗が増えたり、ごはんを食べなくなる
- 家族の姿が見えなくなると泣く・探し回る
これらは「分離不安」と呼ばれる状態に近い行動です。
とくにダックスフンドは家族との距離が近いぶん、寂しさを感じやすい傾向にあります。
とはいえ、しっかり対策すれば落ち着いてお留守番できるようになりますよ。
寂しがり屋だからミニチュアダックスフンドはお留守番に向いていない?
甘えん坊でちょっぴり寂しがり屋な性格って、本当にかわいらしいですよね。
でも、そんな性格の子が「ひとりでお留守番できるのかな?」と心配になる方も多いと思います。
私自身も共働きなので、日中家を空けることが多く、その点はとても気になるところです。
実際、ミニチュアダックスフンドは飼い主と一緒に過ごす時間をとても大切にする犬種。
そのため、どちらかといえばお留守番が得意なタイプではありません。
とはいえ、ダックスフンドはとても頭のいい犬。
トイレやハウスなど、基本的なトレーニングをしっかり行えば、落ち着いてお留守番できるようになる子がほとんどです。
お留守番の練習は、成犬になってから始めるよりも、生後3ヶ月ごろの子犬期から少しずつ慣らしておくのが理想的。
短時間からスタートすることで、ストレスを感じにくく、自然と「ひとりの時間」に慣れていきます。
また、どんなにお留守番が上手になっても、寂しがり屋の子にとって長時間ひとりで過ごすのはやはり負担になります。
だからこそ、飼い主さんが帰宅したときは、たっぷり褒めてあげたり、お散歩や遊びの時間をしっかりとってあげましょう。
「ちゃんと待っててくれたね」と声をかけるだけでも、愛犬の安心感がぐんと高まりますよ。
お留守番が苦手な子のための工夫と対策
① 留守番の時間を“短く”から始める
いきなり長時間の留守番をさせると、不安やストレスが強くなります。
最初は5〜10分からスタートし、少しずつ時間を延ばして慣らしていくのがポイント。
また、外出のたびに「行ってくるね!」と声をかけるのは逆効果。
出かける=さびしいこと、と覚えてしまうため、無言で自然に外出するほうが落ち着きやすいです。
② 外出・帰宅時の“演出”を工夫する
飼い主が外出や帰宅のたびに過剰に反応すると、犬もそのテンションに引きずられます。
出かけるときも帰るときも淡々と。
「出ていくけど、必ず戻ってくるよ」という空気を作るのがコツです。
帰宅後は、まず犬を落ち着かせてから優しく声をかけましょう。
このメリハリが“安心感”を育てます。
③ 飼い主の気配を残してあげる
お気に入りの毛布や飼い主の匂いがついた洋服を置いておくと、安心感がアップします。
また、音がないと不安になる子も多いため、ラジオやヒーリングミュージックを小さく流しておくのもおすすめ。
最近では、ペットカメラを使って外出先から様子を確認したり、声をかけたりできるアイテムも人気です。
「ちゃんと見守ってもらっている」と感じることで、不安が軽減されます。
④ エネルギーを発散させてから外出
お留守番前に少し遊んであげたり、散歩をしてエネルギーを発散させておくのも効果的。
体力が残っていると不安やいたずらにつながりやすいので、程よく疲れさせてから外出するようにしましょう。
寂しがり屋なミニチュアダックスと上手に付き合うコツ
日常の「安心の積み重ね」がカギ
寂しがり屋な性格を根本から変えることは難しいですが、「安心できる時間」を日常に増やすことで少しずつ落ち着いていきます。
たとえば──
- 朝や寝る前に短いスキンシップタイムをとる
- 家族全員で名前を呼んであげる
- 帰宅したらまず「ただいま」と声をかける
こうした小さな積み重ねが、「この家族はいつも自分を見てくれている」という信頼につながります。
ストレスサインを見逃さない
- 食欲の低下
- 過度な吠え
- しっぽを下げている時間が長い
こうした変化が見られたら、早めにケアをしてあげましょう。
不安が強い子は、動物病院やドッグトレーナーへの相談もおすすめです。
「ちょっと大げさかな?」と思うくらいでも、専門家に話すことで安心できることも多いですよ。
まとめ|寂しがり屋でも大丈夫。愛情をもって向き合えば信頼は深まる
ミニチュアダックスフンドは、人が大好きで甘えん坊な性格の持ち主です。
確かに寂しがり屋な一面はありますが、それは「家族を心から信頼している証」。
お留守番の練習を少しずつ積み重ねたり、安心できる環境を整えたりすることで、
「ひとりでも大丈夫」という自信を持たせてあげられます。
あなたの愛犬も、きっと少しずつ成長していくはず。
焦らず、ゆっくりと寄り添ってあげてくださいね🐾
ミニチュアダックスフンドを飼いたいと思ったら
ミニチュアダックスフンドについて調べているうちに、「本当に魅力的な犬種だなあ」と改めて感じました(*´ω`)
先日、友人から「もしペットを迎えるならペッツファーストが良かったよ」と聞いたので、公式サイトをのぞいてみたんです。
見てみると、思わず「わぁ…!」と声が出るくらい、ワンちゃんや猫ちゃんの種類がたくさん。
しかも、ミニチュアよりもさらに小さいサイズのカニンヘンダックスフンドも紹介されていて、その小ささとかわいらしさに心をつかまれてしまいました。
それぞれの子の写真が掲載されていて、「どんな子なのか」がすぐにわかるのも嬉しいところ。
ペッツファーストではメールやLINEでのお問い合わせもしているみたいなので、気軽に連絡できそうで良いなと思いました(*’ω’*)
いま我が家では、ペッツファーストのページを見ながら
「この子かわいいね」「この子の表情がたまらない!」なんて盛り上がっているところです(’ω’)
いつか素敵なご縁がつながるといいなと思っています。








