小さな子どもたちを預かる保育園は災害に備えて万全な体制を整えています。
私が働いている保育園では毎年決まった日に非常食の確認をしているのですが、改めて見直してみると子どもが食べにくい非常食やサイズが大きくてかさばる非常食など意外と見落としがちな点があるなと感じました。
そこでもう少し子どもたちに優しい非常食はないか調べてみたところ、株式会社ワンテーブルから販売されているLIFE STOCK(ライフストック)という防災備蓄ゼリーを見つけました👀
この非常食は電気・水・ガスを必要とせず、噛む力が弱い小さな子どもでもチュルッと食べることができる優れものです。
実際に備蓄食としてストックしている保育園もあるようで評判が良さそうでした。
今日は株式会社ワンテーブルのLIFE STOCK(ライフストック)について紹介したいと思います。
目次
非常食の定番、乾パンは子どもには不向き
非常食の代表格である乾パン。
いざという時にすぐ食べられて腹持ちが良いため家族分備えをしているご家庭も多いと思います。
しかし小さな子どもにとっては災害時に向いていない食べ物なんです。
その理由は大きく3つ。
理由①口の中の水分を奪い余計に喉が渇く
乾パンはその名の通り長期保存を叶えるために乾燥させて水分量を少なくしています。
そのため食べたときに口の中の水分が奪われるというデメリットが。
大人であれば口のなかでゆっくり溶かして唾液の分泌を促せますが、自分だけでのコントロールが難しい子どもは乾パンを食べると喉が渇いてしまします。
災害の現場では水不足になりやすいですよね。
ただでさえ満足に水分補給ができないなか乾パンを食べてしまうと必要以上に喉が渇いてしまうのです。
理由②原材料にアレルギー物質が含まれている
乾パンには小麦粉が原料として含まれています。
小麦は食物アレルギーの原因のひとつで、アレルギー持ちのお子さんが食べるとすぐに湿疹がでたり咳が止まらなくなってしまいます。
3.11の東日本大震災ではアレルギー疾患があり食べられるものがない子どもや、痒みを我慢して非常食を食べている子どももいたそうです。
理由③食べ慣れていないから災害時に食べてくれない
災害時こそ体調を崩さないためにもしっかり栄養を取ることが大切ですよね。
ですが乾パンは普段から食べ慣れていないため食べるのを嫌がることがあります。
(大人でも苦手という人がいるのではないでしょうか?)
かといって無理に食べさせるのは可哀相ですよね…。
このように乾パンは災害時において子どもにとって不向きな面があります。
保育園でも改めて考え直したときに「乾パンだけをストックしておくのはよくないかもね」という結論になりました。
そんな時に見つけたのが株式会社ワンテーブルのLIFE STOCK(ライフストック)です!
子どもも食べやすいゼリータイプの非常食「LIFE STOCK(ライフストック)」がおすすめ!
画像:株式会社ワンテーブル
ライフストックは従来の非常食である乾パンとは違い水分を多く含んでいるため喉の渇きがない非常食となっています。
実はこの非常食3.11東日本大震災がきっかけで生まれたそうです。
当時避難所に足を運んだ際に子どもや高齢者、要配慮者に対する備蓄が不十分である現実を目の当たりにし「本当に必要な備蓄食とは何だろうか」と強く感じたと言います。
その思いをカタチにすべく震災から8年、震災の経験から生まれたのがライフストックです。
今ではテレビや雑誌、防災フェアなどで紹介されるなど認知を広げており、46都道府県、全国254自治体で導入されています。
株式会社ワンテーブルの会社概要
【社名】株式会社ワンテーブル
【代表取締役】富田 智之
【設立】2016年11月11日
【資本金】14,750,000円
【所在地】宮城県多賀城市八幡字一本柳117-8
【電話】 TEL022-355-6696/ FAX022-355-6695
【事業内容】
・守る力(備蓄・防災事業)
・備蓄用食品の開発(LIFE STOCK)
・非常用発電対応ソリューション
引用:株式会社ワンテーブル
ライフストックが保育園の非常食におすすめな理由
ライフストックは保育士から見ても子どもたちに優しい非常食だと思います。
ここからはその理由やライフストックの特徴について紹介していきます。
水分補給もできる“喉が渇かない非常食”
ライフストックは約70%以上の水分が含まれているため水不足が叫ばれる被災地においてとても心強い存在となってくれます。
子どもは体温調整機能が未熟で自らの体調の変化を訴えられないことがあり、とくに災害の現場では水不足が原因で熱中症になってしまうことも珍しくないのです。
ライフストックは水分補給を怠りがちな避難所でもサッと喉を潤せるので脱水症状や熱中症対策に有効です。
電気・ガスは不必要。ゼロ秒調理で手軽に摂取することができます。
アレルギーがある子どもでも安心
乾パンは小麦や卵が使用されているためアレルギー持ちのお子さんは食べにくいというデメリットがありましたが、ライフストックは小麦粉をはじめとした多くの特定原材料を抜いているためアレルギー持ちのお子さんも安心して食べることができます。
アレルギーを考えずに配布できるのは職員にとっても助かります。
ゼリータイプだから食べやすい
ワンテーブルのライフストックは普段お子さんが食べ慣れているゼリータイプなので非常時も抵抗なく食べてくれると思います。
味も豊富でグレープ味、ベアー味、レモン&キャロット味、アップル&キャロット味と子どもが好きなフレーバーが充実。
また乾パンとは違い硬くないので歯が生えそろっていない子どもも安心です。
可愛らしいパッケージで子どもの不安を軽減してくれる
防災食のパッケージは堅苦しい感じでいかにも非常食!という印象が強い。
ひと目で非常食と分かるようにすることも大事ですが、堅苦しいと子どもたちは「なにこれ?」と不思議に思いそれだけでマイナスイメージを与えてしまいます。
一方ライフストックのパッケージは子どもも食べたくなるかわいいデザインです。
避難時にホッとできるような色合い、デザインとなっています。
また、ワンテーブルではオリジナルゼリーの製造も行っていて、地域の特産物を使用したゼリーやオリジナルパッケージのゼリーなど様々な形のライフストックを製造しています。
子どもたちと一緒にデザインを考えれば、楽しく防災を伝えることができるでしょう!
画像:ライフストック
ハンディサイズで収納しやすい
防災用品は非常食のほかにも簡易トイレやヘルメットなど用意すべき物がたくさんあります。
それに加えて保育園は哺乳瓶や紙おむつなど園児の防災グッズも用意するため保管場所が一杯になりがちです。
ライフストックはハンディサイズのコンパクトな仕様になっています。
そのため人数分を備蓄してもかさばることがなく緊急時でも取り出しやすいです。
子どもたちも持ちやすいし、先生たちのポケットに入れられるのも助かります。
すべてを自社工場で製造しているから安心
株式会社ワンテーブルは2019年5月15日に自社工場を立ち上げ、現在はライフストックを自社工場で製造しています。
自社で作るからこそ、原材料や製造ラインを徹底的に管理できるので消費者側も安心安全です。
また、この自社工場では信頼する多くのパートナーと協力し、レシピや栄養に関する研究開発を行っていて、より良いものへとバージョンアップする取り組みをしているのだそう。
今後のライフストックにも期待が高まります!
ライフストックの口コミ・評判
実際にライフストックを購入したという人の口コミを見てました。
お出かけのカバンに忍ばせています。 いつ何時の為であり、ちょっと小腹がすいた時に食べたりと、手軽さと安心がある商品だと思います。
パッと見て小さかったので、値段から考えると少し高いかな?と思いましたが、一つ味見したところ想像していたよりも美味しかったのと、賞味期限が長いので良かったです。いざという時には、こういうすぐに口に入れられる物があると安心だと思います。
ゼリータイプ初めて見たので家族分購入しました。 届いた時に4歳の娘は早く食べたいと言ってるくらい美味しそうな非常食。 非常時ではなく賞味期限が来て食べられる事を願います。 食べるが楽しみな非常食です。
老齢の親の為に購入しました。試食してみたらペロッと食べてしまい美味しかったです。災害時は食欲も落ちると思うのでこれで少しでも栄養が取れるでしょう。
引用:Yahoo!ショッピング
防災食は災害時に食べるものだからこそ、おいしくて食べやすいものがいいですよね。
ライフストックの口コミを見ると、「味がおいしい」という口コミが多く、子どもからご年配まで安心して食べられる非常食と評判のようでした。
多くのご家庭では非常食を購入して終わりにしていると思います。
ですが本当に大切なのは家族と一緒に実際に食べてみること!
少し多めに購入して試食をして見ると、意外と口に合わなかったりするものです。
こちらの動画を見ても、ライフストックは味に定評があるのでおやつとしても楽しめると思います。
日頃から食べ慣れておける点でもライフストックは良さそうですね。
ライフストックはどこで買える?
ライフストックは各ネット通販で購入することができます。
★Amazon
★楽天
★防災館
★ASKUL
★LOFT
★東急ハンズ
など
Amazonではグレープ・ベアー・アップル&キャロットの3種、計18個セットのファミリーパックが販売されているので個別で購入する必要がなく一回の購入で人数分確保することができます。
また、早く欲しいときはASKULがおすすめ。
すでに利用している保育園が多いと思いますが、名前の通り明日来るので便利です!
こういう防災用品は早めに揃えておく方が安心ですからね。
明日はわが身の認識で防災対策をしましょう。
子どもに優しい備蓄食◎ワンテーブルのライフストックを保育園に備えておこう!
保育園は子どもの命を預かっているからこそ万全な体制を整えることが需要となります。
基本的な防災グッズの準備はもちろん、保育園で被災した場合はお父さんお母さんと離れて過ごさなければならないので少しでも安心できる環境を作ってあげることが大切です。
今回紹介した株式会社ワンテーブルのLIFE STOCK(ライフストック)は保育園や園児の安心安全をサポートしてくれる備蓄食です。
従来の非常食にはなかった食べやすさ・安心感・親しみやさがあり保育士にとっても心強い防災グッズだと思うので、保育士さんや小さいお子さんをお持ちのご家庭は万が一の事態を備えてストックを検討してみてください♪
お互いに防災意識を高めていきましょう!