ピアニスト渡邉規久雄さんをご紹介!心身ともに癒される音色が魅力的♪

こんにちは!
保育士という職業柄、日頃から「お遊戯会や運動会で使えそうな曲はないかな~」と色んな曲を聴いているのですが、先日友人がおすすめしてくれた曲がとても素敵だったので共有させてください!(^^)!

渡邉規久雄(わたなべ きくお)さんというピアニストのアルバム「シベリウス 作品番号のない小品集」です。
いくつか曲が収録されているのですが、どの曲も聴いているだけで気持ちが落ち着きます。
私は休日の朝食タイムに聴くのが日課です♪

どれも素敵な曲なので、ぜひ一度聴いてみて欲しいです!
ゆっくりとしたリズムはリラックス効果があります🍀
日々忙しくて休めていない人はもちろん、赤ちゃんの寝かしつけの音楽としてもおすすめですよ。

そこで今回は、私の最近のブームであるピアニスト渡邉規久雄さんについて紹介したいと思います。

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ピアニスト渡邉規久雄のプロフィール


画像元:JAPANARTS

【学歴・取得学位】
1974年:米国インディアナ大学音楽校卒業(B.M.)卒業時成績優秀賞
1976年:米国インディアナ大学音楽校大学院修了(M.M.)

【職歴】
1977年:武蔵野音楽大学非常勤講師
1980年:武蔵野音楽大学専任講師
1980年:尚美高等音楽学院受験科非常勤講師(1985年まで)
1994年:武蔵野音楽大学助教授
2005年:武蔵野音楽大学教授
2020年:武蔵野音楽大学特任教授

参考:武蔵野音楽大学

渡邉規久雄さんはアメリカのインディアナ州にあるインディアナ大学を成績優秀賞で卒業したのち、同大学の大学院に進みピアノ科の助手を務め、1976年に卒院しました。
その後、1976年に東京都大手町にある日経ホールでデビュー・リサイタルを行い、本格的に国内での活動を始めます。

日本では、東京交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団など名だたる楽団のピアニストとして定期演奏会に出演し、精力的に音楽活動をしてきました。

また、渡邉規久雄さんの評判は国内だけにとどまらず海外でも人気を集め、これまでに国際交流基金の音楽特使として南米で演奏したり、モスクワ、ハバロフスク、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタンなど数々の国でピアノ演奏をしてきたそうです。

すごい経歴の持ち主ですよね✨
そんな渡邉規久雄さんですが、現在はピアニストとして活躍する傍ら、武蔵野音楽大学の特任教授として未来のピアニストを育成する立場としても活躍されています。

渡邉規久雄の功績

渡邉規久雄さんがこれまでに残してきた功績の一部を紹介します。

・レコード芸術特選盤 選出
・シベリウスメダル 授与
・NHK-BSプレミアムのクラシック倶楽部『シベリウスの室内楽の世界~生誕150年~』に出演
・インターハーモニー音楽祭への参加

素晴らしい功績ばかりですが、なかでもシベリウスメダルは、フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの作品の演奏や紹介に貢献した人・団体の功績を称え、フィンランドのシベリウス協会が授与する歴史と名誉ある賞だそうです。
渡邉規久雄さんは2015年に受賞しました。
日本人では二人目の受賞だったとか。

日本の音楽界に大きな影響を与えてきた渡邉規久雄さん。
今後の活躍にも目が離せません!

渡邉規久雄が愛する作曲家ジャン・シベリウスについて

画像:Wikipedia

渡邉規久雄さんはフィンランド音楽に精通していて、なかでも作曲家ジャン・シベリウスの曲を得意としています。
シベリウス・ピアノ音楽の第一人者としても有名です。
私が渡邉規久雄さんの演奏を初めて聞いたのもシベリウスの曲でした。

みなさんは作曲家ジャン・シベリウスがどんな人物か知っていますか?

ジャン・シベリウスは1865年にフィンランドのハメーンリンナに生まれ、後期ロマン派から近代にかけて活躍した作曲家です。

後期ロマン派は音楽の表現の幅が一気に広がりはじめた頃。
多くの作曲家が活躍するなかでシベリウスは、フィンランドでは最も偉大な作曲家として知られており、紙幣の肖像画としても描かれていました。

シベリウスの曲の特徴

シベリウスの曲は、フィンランドの自然や伝統、民族の要素を取り入れていることが特徴だとか。
例えば、1899年に発表した交響詩「フィンランディア」はフィンランド国民を鼓舞した曲で、シベリウスのフィンランドに対する想い・愛が込められています。

また、1902年に発表した「交響曲第2番 ニ長調」は、壮大で情熱的なメロディーが特徴的でシベリウスの名が世に広まるきっかけの曲となりました。
この曲は音楽を題材とした漫画のだめカンタービレにも出てくるとか!
のだめファンの私は「千秋先輩が弾いてたのか~」と胸熱になりました(*´ω`*)

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渡邉規久雄がシベリウスの曲を弾くことになったきっかけ

画像:Amazon

渡邉規久雄さんはシベリウスと深い関係にあります。

渡邉規久雄さんの祖母はフィンランド人の声楽家で、渡邉規久雄さんのお父さんは日本とフィンランド人のハーフで指揮者として活躍していたそうです。
お父さんは日本フィルハーモニー交響楽団の設立や日本シベリウス協会の設立をするなど生涯を通してシベリウス音楽に情熱を注いできたといいます。

渡邉規久雄さんはフィンランドの血を引くクォーター。幼いころからシベリウス音楽が身近にあったとか。
血の繋がりはないけれど、シベリアと深い関係にある渡邉規久雄さんがピアニストとしてシベリア音楽を選んだのは自然な流れだったのでしょう。

お祖母様やお父様の思いを受け継いでシベリア音楽の魅力を伝え続けているのは、とても素敵なことだなと思いました♪

渡邉規久雄のコンサート情報

渡邉規久雄さんのピアノを聴いて以来、すっかりファンになった私は生演奏を聴きたい!と思ったのでコンサート情報についても調べてみました!

画像元:JAPANARTS

寺田悦子&渡邉規久雄 デュオ・ピアノ
モーツァルト~シューベルト~ブラームス
四手連弾の宇宙Ⅳ《連弾音楽の系譜》
日時:2024年11月21日(木) 19:00
会場:紀尾井ホール Kioi Hall

ピアニスト寺田悦子さんとデュオ演奏を行うそうです!
寺田悦子さんは世界最高峰の音楽大学ウィーン音楽大学を最優秀賞で卒業というすごい経歴の持ち主で、渡邉規久雄さんと同じソリストとして活躍されている方だとか。
国内外で数多くの賞を受賞している実力の持ち主。

今回のコンサートは2台ピアノや連弾のオリジナル作品などモーツァルト、シューベルトの名曲を楽しめるそうです。

渡邉規久雄さんの生演奏、そして日本を代表するピアニストたちのコンサートということで絶対に行きたかったのですが、残念ながら仕事が休めず・・・。
今回は諦めることにしました。

おふたりは2020年にもコンサートを開催していたようなので、また開催してくれることを願って次回リベンジに懸けたいと思います!!

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渡邉規久雄が奏でる音色でリラックスしてみては?

今回はピアニスト渡邉規久雄(わたなべ きくお)さんについて紹介しました。
いかがでしたでしょうか♪
渡邉規久雄さんの曲はAppleMusicやAmazonMusicなど音楽配信サービスでも聴くことができます。

普段J-POPやK-POP、洋楽を聴く人が多いと思いますがクラシック楽曲もとてもおすすめです。
渡邉規久雄さんが奏でるピアノ音楽はとても優しくて心地良く、クラシック音楽初心者でも聴きやすいと思います。赤ちゃんもリラックスできる音色です。

クラシック音楽は脳を適度に刺激し、幸福感を高めるドーパミの分泌を促すと言われています。
朝に聴けば一日穏やかに過ごせる効果がり、夜寝る前聴けば心が安らぎ深い眠りにつける効果があるので、日々忙しくて心の休息ができてないという人はぜひ一度聞いてみてください(^^♪